2004年度塗布技術研究会合宿のご案内

集合写真先日の合宿討論会では、たいへんお世話になりました。 皆様のおかげで盛況なうちに終えることができました。ありがとうございました。 幹事の至らない点は多々あったかと思いますが、ご容赦ください。

この合宿を機会に、参加して頂いた皆様の間で、業界を越えた交流が進むことを期待しております。
04年合宿幹事一同
 
日 時 2004年12月10日(金)〜11日(土)
研修場所 広島県福山市 備後ハイツ
工場見学 広島県福山市 JFEスチール西日本製鉄所
参加対象者   ・塗布技術研究会会員
・研究会参加企業で会員からの紹介があった方
内 容
   1.  工場見学
    JFEスチール西日本製鉄所(熱間圧延ライン、連続溶融亜鉛めっきライン)見学

  2. 特別講演会
    三菱化学(株) 淵上様、PUC M.S.Carvalho教授

  3. 塗布技術討論会
    塗布関連課題に関するディスカッション

  4. 懇親会

スケジュール
12/10(金)    
  12:40 JR福山駅集合 工場へ移動
  13:30〜15:45 工場見学
  16:00〜17:30 特別講演会
  17:30〜18:00 備後ハイツへ移動
  19:00〜 懇親会
12/11(土)    
   9:00〜12:00 討論会
  12:15 解散
  12:35 福山駅着

会費
   全日程参加者 ¥20,000 (会員、非会員とも)
  (部分参加 懇親会から参加¥17,000、1日目のみ(懇親会なし)参加¥9,000、2日目のみ参加¥5,000)

詳細内容
   1.  工場見学
   
JFEスチール   西日本製鉄所(福山地区) 敷地面積は約2,510万m2、東京ドームの約550倍。
世界最大の生産量 【03年度粗鋼生産・・・約1,900万トン(日本の粗鋼生産の約1/6)】

    <見学設備概要>
   
(1) 熱間圧延ライン
  約1,200℃に加熱された230mm厚のスラブを1.2〜32mmまで薄く圧延していく工程。鉄鋼プロセスの中でも最もダイナミックなプロセスの一つです。
(2) 連続溶融亜鉛めっきライン
  自動車、家電、建材等に用いられている亜鉛めっき鋼板の連続製造ライン。溶融亜鉛浴内に鋼板を浸漬させ、その後エアー噴流により亜鉛の膜厚をコントロールします。
※連続溶融亜鉛めっきラインについては、同業他社の方の見学はご容赦願います。

  2. 特別講演会
   
(1) 三菱化学 淵上様 (仮題)「多層塗工技術について」
(2) PUC M.S.Carvalho教授 (仮題)「Coating topic and new consortium overview」
  Scriven教授のもとで弾性ロール塗布の研究を行い、Ph.Dを取得。スロットダイ塗布、非ニュートン液塗布流動解析にも力を入れています。新しいコンソーシアムのご紹介を含めてご講演があります。

  3. 塗布技術討論会
    皆様から塗布に関する問題を無記名で提出して頂き、その問題をグループ、または全員で討論します。
たとえば、
塗布欠陥が発生したが、対策を打って解消した。しかし何故解消したか、メカニズムがわからない。
発生した問題が解決できずに困っている。
などです。自社で実際に困っていること、日ごろから疑問に思っていること、何でも結構です。
添付の申込書にある質問表に、議論してほしいポイントを記載してください。幹事も必ず事務局経由で受け取りますので、提出者名は幹事、会員、参加者にわからないように秘密を守らせて頂きます。
質問表を提出して頂いた方には、事務局から討論の結果をフィードバックさせて頂きます。
※原則として、参加者は質問表の提出をお願い致します。

その他
   <アクセス>
   ◆JR福山駅(集合場所):詳細アクセス時刻は最終案内時にご連絡させて頂きます。
        1. 新幹線: JR福山駅に停車するのぞみ、ひかり等をご利用下さい。
      2. 飛行機: 広島空港から福山駅行きのリムジンバスをご利用下さい(所要時間:1時間弱)。
リムジンバス時刻表(http://www.urban.ne.jp/home/chubus/rin.html
   ◆宿泊、討論会会場:備後ハイツ(http://www.kinrou.or.jp/bingo-heights/
      製鉄所より送迎バスにて約10分

ご不明な点は合宿幹事までお問い合わせください。
   日東電工(株) 広瀬 閥
  JFEスチール(株)   森川 容任
  凸版印刷(株) 久保山 聡